【事例紹介】橋梁補強工事にてご活用いただきました
こんにちは。ブログ担当、ウエダです。
今日は、先日新聞記事としてお伝えしていた
株式会社久志本組さまの事例のご紹介です。
新聞記事のブログはこちら
橋梁補強工事を入札する際に、地盤改良工事を行う時に配慮する点として「六価クロムの抑制」
を挙げられた久志本組さま。
受注後、NETISを活用して「改良6出なし」を使っていただくことになったのですが、
どのように使っていただいたのかを、少し詳しくご紹介します。
こちらの工事、橋脚基礎の補強を行う際に、セメントスラリーを軟弱地盤に噴射して施工されたのですが、
その地盤改良を行う部分については、それぞれの地層で事前に六価クロムの溶出検査を行い、
問題ないことを確認して行われたわけですが、地盤改良をしない地表部分にも、
土砂に越流したセメントと反応して六価クロムが溶出する可能性があるかも?ということで、
「予防」として上記の工事の前に地表に散布していただきました。
陸橋の下とはいえ、地表部分は人や動物が触れあう可能性が一番高い場所。そこに気を遣って対策する
というのは、本当に素晴らしいのひとこと。
また、「予防」として使っていただくことで、使用量を抑えているあたりも、さすがだな~と思います。
NETISを活用していただくことで、施工主も加点されます。
地球にも、施工主にも、そして弊社にも(笑)やさしい工事に!
設計段階で組み込むことの難しい「改良6出なし」ですが、「予防」の観点で使っていただく場合には
設計段階でも組み込み可能です。
また、総合入札方式であれば、入札時に「予防」の観点を提案に加えることで点数も印象もUP!
ぜひ参考にしてみてください。
次回は、設計・提案段階でも組み込み可能なもう一つのポイントをお知らせしたいと思います。
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