NETISに登録されています
こんにちは。ブログ担当ウエダです。
「改良6出なし」ですが、実はNETISに登録されています。
NETISって?今日は、そんなお話です。
NETISとは、国土交通省が管理する新技術情報提供システム(New Technology Information System)
のことで、国土交通省が、新技術の活用を推進する目的で運用されています。
インターネットで一般公開されており、誰でも見ることができます。
公共工事に関しては、このNETIS登録されている技術を活用することにより
コスト縮減や工期の短縮が期待できるだけでなく、技術評価点や工事成績評価点の向上が見込める
という点で、とても活用すべきものとなっています。
こちらに関しては、後日書いてみようかなと思っています。
じゃあ、公共工事以外の工事や、普通のマイホームの工事においては、NETISって関係ないんじゃないの?
と思う方が多いと思うのですが、NETISに登録されている技術を公共工事以外で使用するメリットについて
考えてみたいと思います。
一番のメリットといえば・・・ずばり、安心感ではないでしょうか。
「改良6出なし(かいりょうろくでなし)」なんて、正直、6価クロムが出ないから「ろくでなし」なんて、
〇林製薬さんみたいな名前のつけ方、そして変なキャラクターまでいて、
なのに六価クロムの浄化なんて難しいこと言う商品、わけわかんない!
と思う方、多いと思うんです(笑)
注:私は〇林製薬さんの商品名、分かりやすくて覚えやすくていつも感心してます!大好きです!決して否定しているわけではありません!!
6価クロムが3価クロムになるって・・・目に見えないし!ほんとにちゃんとしているの?
そう思われてもおかしくない商品です。
同じような商材がたくさんあるわけでもないので、JIS規格だってありません。
大切なマイホームでの安全性を考える時に、いったい何を見たらいいの?何を信じたらいいの?
という方、多いと思います。
そんな時に、このNETISに登録されている、という事実が印籠のようにバーンと見せられるわけです。
NETISに登録が認められるために、「改良6出なし」にとって一番ハードルが高かったのは、
ST13株という菌の働きで還元するという点。
土壌に新たな菌が加わるわけで、それって本当に生態系とか問題ないの?別の被害が出たりしないの?
というところが気になるところでした。
この問題を、ものづくり補助金を活用させていただき、大きな声では言えない金額をかけて安全性を確認。
OECDテストガイドラインをクリアしました。
OECDテストガイドラインとは、化学物質やその混合物の物理化学的性質、生態系への影響、
生物分解及び生物濃縮、ならびにヒト健康影響などに関する知見を得るための
国際的に合意された試験方法です。
難しくなってきましたね・・・要は、大丈夫!安全だよ!ということです(笑)
そして、強度に関しても専門機関に確認。地盤改良工事で使う場合には、強度UPが目的ですから、
影響がないという確認は重要です。で、こちらも問題なし!
詳しくは、こちらのサイトを見ていただければと思いますが、
怪しい名前の「改良6出なし」ですが、NETISにも登録されている、安心・安全な商品だ
ということを分かっていただければと思います!
NETISの掲載サイトはこちらです。
NETIS登録番号:KTK-160025-A
http://www.netis.mlit.go.jp/NetisRev/Search/NtDetail1.asp?REG_NO=KTK-160025&TabType=2&nt=nt
よろしくお願いします!
←「選ばれています!埼玉県県土整備部 平成29年度「新製品・新技術マッチングモデル事業」」前の記事へ 次の記事へ「東京工科大学の研究室を訪問しました。」→