寒サニモマケズ

2018-03-02

こんにちは。ブログ担当、ウエダです。

ちょっと宮沢賢治風なタイトルにしてみました(笑)

 

ここ最近、お知らせ的な記事ばかりでしたが、

今日は久しぶりに、「改良6出なし」についてちゃんとした(?)ことを書こうかと思います。

 

「改良6出なし」は、バイオのちからで6価クロムを無害化する商品なのですが、

バイオの力を活用する商品ゆえ、よく冬場にいただく質問として

「寒くても大丈夫なの?」というのがあります。

 

実際のところ、どうなのか?といえば・・・

寒い時期は効果が出るのが遅い、というのは事実です。

菌(ST13株)の働きは、寒いと鈍ってしまうので、還元するまでに時間がかかります。

 

・・・なのですが!

 

だからといって、寒い時期に使えない、というわけではありません!!

 

実は、冬は雪が多く降る地域の方よりご質問を受け、秋に実験を行いました。

 

環境基準値を超えた六価クロムが溶出している再生砂に、改良6出なしを散布。

1つは常温、1つは冷蔵庫へ、もう1つは冷凍庫へ、それぞれ分けて

その効果を確認しました。

(常温は、大体8℃~20℃くらいでした)

 

その結果はこちら!

結果を拡大

常温に比べると、多少数値の下げ幅は減っていますが
ちゃんと効いてます!!

 

冷蔵庫、冷凍庫へ入れたものも、6価クロム溶出試験をする前に風乾する必要があるため

常温へ一度戻すことになります。

「改良6出なし」の還元主成分ST13株は、6価クロムを還元後でも、条件がそろっていれば生き続けます。
この実験の場合には、常温に戻った時に、再び活性化して6価クロムを酸化したのだろうと考えられます。

 

つまり!

寒い冬に施工して、万が一その後雪が降ったりしても、春になればST13株は働き出してくれる(=還元してくれる)ということで、

冬でも安心して使えますよ!!

 

最近ずいぶんと暖かくなってきました。

 

もうすぐ春ですねえ♬

梅の花が咲き始め、これからいろいろな春の花が咲いていくことと思いますが

ぜひ、土の中の春にも思いを馳せていただければと思います。

きっとST13株が元気に活動し始めていますので(笑)

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